『小夜との、ハジとの旅が蘇る1枚。』
BLOOD+を全編通して見たけれど
まだこのアルバムを手にしていない人に語りかけます。
これはBLOOD+全編を通して見たファンにはぜひ手にしてほしい1枚です。
1枚通して聴くと彼らとの旅が、
彼らと過ごした時間が、
蘇ります。
まず高橋瞳さんの「青空のナミダ」。
ミステリアスなイントロがBLOOD+という
謎に満ちた壮大な物語の幕開けを彩ります。
「悔やみたくないよ。生まれてきたこと。」
小夜の心の声としか思えないこの歌詞。
物語が進むにつれてこの歌詞の持つ重みを
ファンは痛感することになります。
ヒロインの小夜も自分に何が起ころうとしているのかわかりません。
ファンも同じです。
その思いを共有する1stシーズンのOPです。
そして同じく1stシーズンのEDに流れるのは
元ちとせの「語り継ぐこと」。
ゆっくりとした、やさしいメロディと
美しい歌詞が心に響きます。
「もしも時の流れをさかのぼれたらその人に出逢える」
歌詞の前後の意味は全く関係がなくても
この部分ではジョージの死を思い出さずにはいられません。
こうして2ndシーズンの「SEASONS CALL」の
神秘的な雰囲気を持つOPに繋がっていきます。
そしてまた次の場面が思い起こされます。
こうして1曲1曲、1フレーズ1フレーズを聴くたびに
彼らとの旅が思い起こされます。
そしてアルバムが終わる頃、
彼らとの旅をもう一度追体験しているのです。
どうでしょう。
あなたも一緒にもう一度体験しませんか?