『現在でも色褪せない少女凌辱劇。作画や構成自体はまだまだの時期だけど著者のテイストが好みだったらお薦め。』
★4の上。
著者の処女短編集。
虐めに遭う気弱な兄に売られる少女。凌辱輪姦劇の末に爆発する兄妹の情愛『Sister』。
逆恨みで拉致・凌辱されるウェイトレスの少女。帰還後が哀れすぎる『ウェイトレス』。
害虫駆除と称し少女から虐めの標的にされる少年の鬼気迫る報復劇『報い』。
誕生日にカレシとの待ち合わせ。しかし車で拉致られ…『Birth day』。
向かいのマンションの窓越しに、覗く青年と見せる娘『衝動』。
夢見る少女の街頭インタビューが、そのまま凌辱輪姦劇に移行する『ノゾミカナエタマエ』。
ストーカー男に拉致・監禁・拘束される少女の成れの果て…『月電波』。
大きな鳥籠に監禁され、マスクマンたちに日々凌辱される少女『バードケージ』。
8編中7編が凌辱系。残り1本が露出系。
凌辱の果ての脱糞描写がある作品が計5編。
『報い』は、勝ち気な女の子が報復されるという著者お得意のテイストが光る殿堂作。
個人的になら心情描写を物語にうまく織り込んだ『Sister』と『Birth day』が大好き。
前半4編に対して後半の4編が、作画・構成ともに劣るけど、著者のテイストが好きなら購入して損はないデビュー作。
無論、凌辱系が嫌いな方は見るべきじゃない。