『正直、なんと言って良いのか……』
F&CからLeafに移籍した原画家陣によって、飛躍的にCGの完成度が増したのは良いのですが、最近のLeafはシナリオがどうしようもないと感じるのは私だけなんでしょうか……
ハッキリ言って、ストーリーがどうのと言う以前に、日常会話が非常に面白くない。
ウケを狙った登場人物達の会話は、見ていて痛々しい。
ギャルゲーと言うカテゴリーは、一昔前は、エロとCGの美麗ささえあれば、後は何とかなった時代もあるけど、それをうち破ってきたのは他ならぬLeafもその中の一つだと思っていただけに、薄すぎる内容が残念。
ToHeratに、感動系や泣きゲーの様なシナリオのクオリティーを要求する私が悪いのかもしれないが、シナリオライターのゲームに対する方向性や作り込みがあまり感じられないのが正直な感想。
最近、Leafでヒットしたゲーム(例えば美少女ゲームアワードに入選するとか)が無いのは、やっぱりこの辺の理由が大きいのでは――と、思ってしまいます。
CGの美麗さ、音楽のクオリティーが高いだけに、シナリオにもう少し力を入れて欲しかった……まあ、私の趣味趣向に合わなかっただけなのかもしれませんがね……