『ミクロマンシリーズならどうなっていただろう?』
まずフィギュアのサイズですが、10cmほどです。
タカラトミーのミクロマンシリーズとほぼ同サイズで、関節部分の外れやすさも同程度です。
サイズがサイズなので、この部分は仕方ないところですが。
可動範囲についてはなかなかといったところ。
肘部分二重間接で180度、ひざ部分は単間接90度曲がります。
手首は軸間接で、ミクロマンのように多様な間接の手首を用意してほしいところでした。
ある程度の工夫でミクロマンのものを流用できそうです。
股間部と足首はボールジョイント、足首部分は余りその恩恵はありません。
腰、上腕部と大腿部にロール軸があり、上腕部は個体差でしょうが、細いので外れやすいです。
肩部分は横スイング関節とボールジョイントの二重間接、首はボールジョイントです。
付属品は三連ガトリングが二つ、差し替え再現のビームナイフ、ハンドガン、武器持ち手が左右一組、そしてスタンドです。
スタンドは可動支柱式で、人形の足が小さいために、スタンドがなければ自立は困難です。
他にいわゆるボーナスパーツが付いていて、何かというともう一つの同シリーズ商品「kos-mos」の胸部武器の再現パーツです。
そして、「kos-mos」にはこちらの胸部武器の再現パーツが付いています。
もちろん互換性などありませんから、単品で購入した場合は完全な余剰パーツです。
これはちょっと納得いかない所ではあります。
フィギュアの出来と可動、付属品の豊富さを考えれば、価格分の価値はあるかと思います。
しかし、キャラクターを考えると若干今更という感があります。
どういった方に勧めるかといえば、ミクロマンファンに勧めたいですね。