『面白かった。文句なしの五つ星。』
実によろしい。大変よろしい。
ゼロ魔シリーズの毎巻毎巻ぬかりなく期待を裏切らない面白さに、ただただ感心だ。燃えと萌えの両方をうまくちりばめ、エンターテイメントとして実に秀逸な作り。しかも結構な速いペースで刊行されるので、本当にうれしい。
今巻はガリア事変の完結編で、タバサとガリア王との確執に決着が。そこに至るまでの間にもタバサの才人へのデレっぷり。ラストバトルの展開。ジョゼフとシャルルの過去。いろんな燃えと萌えが盛りだくさんで、1ページ目からラストまで全く退屈しなかった。最後の一文字を読み終えた後、「ああ、早く次の巻が出てくれないだろうか…」と、気の早いため息をつかざるを得ない面白さであった。
…だが、まぁ…。
ジュリオとヴィットーリオは早めに死ぬがいいわー!
よくもタバサにあんなことをー!