『銀にしても紅にしても良作†・?』
よく紅を罵倒するため、銀を持ち上げるための作品云々仰る方居ますが私はそうは見えません。
銀も紅も生まれたばかりで善も悪もまだ何も知らない。
愛ばかり求める子供のお話。
始めから完璧なドールはいない。人間でも辛い経験をして成長する。
時を経て戦わせ、どんなに負の気持ちを抱いても強く乗り越え優しい子、経験と記憶を経て深い人間的なアリスに育てたいのかなローゼンは。
そう思うと銀を未完のままにしたのも意味があったのかもしれない。
双子にする、幼くする、高潔にする、各々に壁を与えるのも親心でしょうか。
どんなに美しいだろうと完璧なんてこの世界には存在しない。